2012年11月4日日曜日

安曇野のおもひで

11月3日の休日、安曇野という美しい土地で開催された竹久夢二展「夢二の夢 そして恋」記念イベントに参加してきました。

紅葉し始めたこの上なく美しい景色にこの好天。

東京では決して吸うことのできない澄んだ空気。

今日ここに、竹久夢二と上村一夫のイベントの為に多くの方が集まってくださるという幸せ。父に、出演者の皆さんに、関わってくださったスタッフの皆さんに、そして興味を抱いて集まってくださったお客様に心から感謝を。

そんな抑えきれない気持ちを自然体で和ませてくれた人、歌のゲスト三輪二郎さん。
雄々しい北アルプスが意外にも(?)似合っていました。


私がなにより嬉しかったのは、スペシャルゲストとして上村作品に多くの名作を残して
くださった原作者の岡崎英生さんが駆けつけてくださったこと。
実はトークのお話が来た時に、夢二を題材にした作品「夢二 ゆめのまたゆめ」を
お書きになった岡崎さんにお話を伺えればと思いお手紙を書いた際、偶然にも安曇野に
畑を持っていらっしゃるとお聞きしました。まさか、ひょっとしたら、と思っていたら
本当に来てくださることになったのです。感動。これはもう父の導きとしか思えません。

岡崎さんと安曇野で再会できた喜びたるや、うまく書き記せないほどです。
お会いしてすぐ「これは私が育てた去年のラベンダーです」とおっしゃって一輪のラベンダーをくだった岡崎さん。 素敵すぎます。本当に「悪の華」の原作者なのでしょうか...


開演まで控え室で岡崎さんとお話を。同じ部屋にいた三輪さんは岡崎さんの素敵な
佇まいに興味津々。そんな出会いもおもしろいな、と思いました。


 開演時間が近づいてお客様も続々と。場所は美術館の敷地内にある創造館という小ホール。

当日のプログラムは、古澤侑峯先生による創作地歌舞「待てど暮らせど」
続いて美術館の新美館長と私のトーク、そして三輪二郎さんのライブ、

最後に山崎ハコさん・安田裕美さんのライブでした。

地歌舞を拝見するのは初めてでしたが、びっくりしてしまうほどゆっくりした動き
なんですね。それをずっと観ていると失くした何かが見えてくるというか、なんとも
不思議な気持ちに。夢二の世界を舞で表現する侑峯先生。


続いて、トークのコーナー。館長の新美さんと岡崎さん、私で30分ほど上村一夫の
話しをさせていただきました。館長と岡崎さんの夢二と上村論を聞きながら、
岡崎さんに来ていただいて本当によかった、と思う私。


あっという間にトークの時間が終了し、長野初見参の三輪二郎さんのライブ。
素朴で繊細な彼の歌が安曇野の皆さんにどう受け止められるのか、興味津々でした。

ライブは上々。お客様も大盛り上がりでした。やっぱり。

そして大トリ、山崎ハコさんと安田裕美さんの登場です。
場内に自然と期待と緊張が広がるのがわかりました。さすがです。
前日ハコさんから「流れ酔い唄」を演ってくださると聞いていたので、あえてリハは
拝見せずドキドキしながら本番を迎えました。
「織江の唄」、「ヨコハマ」と続き、ついに「流れ酔い唄」に。
父にレコードジャケットを頼むことになった経緯には胸が熱くなりました。
本当にいつも歌い手としての凄さを感じさせてくれるハコさん。
そんな素晴らしい女性と父を通じて縁(えにし)で結ばれたことにあらためて感謝せざるを得ませんでした。
 アンコールでは三輪二郎さんとの競演が実現し、「横浜ホンキートークブルース」を。
嘘みたいな光景。
 
侑峯先生の夢二の世界の舞に始まり、岡崎さんと壇上で父を回想できたこと、
大好きな三輪二郎さんと山崎ハコさんがこの日のために歌ってくれたこと、すべてが
夢のようで、それこそ「ゆめのまたゆめ」。どうか夢でありませんようにと願いました。

わざわざ東京から駆けつけてくれた友人たち。ありがとう。

 三輪さんのCDも飛ぶように売れていました。笑顔でサインする三輪さん。

先月の神保町に続き、父を回顧する素晴らしい思い出ができました。
残念なのは、今回かぎりということ。できれば別の土地でも披露できたら...と思いました。

また素敵な回顧展ができるように精進します。




 





 

2012年11月1日木曜日

「悪の華」販売始まりました

原画展で先行販売していた「悪の華」。
ついにまんだらけ各店で販売が始まりました。
赤ヴァージョンはまんだらけのみでの取り扱いです。
反響にゾクゾクしています。
まんだらけ
赤ヴァージョン
amazon

2012年10月26日金曜日

原画展ダイジェストムービー

10月21日(日)神保町クラインブルーで開催された上村一夫原画展記念イベントの
ダイジェストムービーができました。

歌のゲスト・三輪二郎さんが一曲目に歌ってくれたのは「港が見える丘」。
上村一夫の十八番でした。
集まってくださった皆様、トークゲストの筧さん、森田さん、クラインブルーの皆様、
そして素敵な歌をうたってくれた三輪二郎さん、本当にありがとうございました。
原画に囲まれ、皆様と上村一夫をあらためて思い出す、特別な時間でした。

2012年10月22日月曜日

特別な一日@神保町クラインブルー

秋晴れの素敵な幕開け

颯爽とクラインブルーへ向かう

イラストに囲まれながらせっせと準備

父も後ろで待機しています

今回のメインビジュアルが表紙のヤンコミも特別に飾りました

受付をしてくれたミッキーと

三輪二郎さんのリハが始まって...ああ贅沢

いよいよ開場。お客様続々と。

筧さんとのトーク始まりました。

今日も筧さん絶好調!

三輪二郎さんの歌の前に久世光彦さんのエッセイ「港が見える丘」を朗読

一曲目に父の十八番だった「港が見える丘」を歌ってくれた三輪二郎さん

後半の質問コーナーには「リリシズム」を編集してくださった森田さん登場

あっという間の2時間でした。賑わう物販コーナー。

終演後、森田さんとホッと一息

上村一夫という一風変わった漫画家がいたことをお伝えしたくて
上村一夫の娘というだけで企画してしまったイベントでしたが、
短い時間であの不思議な存在を語ることなどできるはずもなく、
もどかしさが残ったりしましたが、たくさんの方にご協力いただいて
あんなにたくさんの方が集まってくださったということだけで
じゅうぶんです。
これからも上村作品の復刻がんばります。
ご参加いただきました皆様、ご協力いただきました皆様、
ありがとうございました。
心より御礼申し上げます。



2012年10月20日土曜日

「悪の華」先行販売のお知らせ

本日、まんだらけ編集部より「悪の華」が届きました。
まずは神保町クラインブルー原画展にて先行販売しております。
まんだらけ及び、全国書店では今月末頃から販売の予定とのこと。
700ページ以上にも及ぶ壮絶なエロスと狂気の世界が、「リリシズム」同様
布張り・箔押しという豪華な装丁に包まれて甦りました。


安曇野バスツアー

11月3日(土・祝)、長野の北アルプス展望美術館で開催中の竹久夢二展
「夢二の夢 そして恋」開催記念ライブ(出演:山崎ハコ・安田裕美・三輪二郎)に
新宿発の日帰りバスツアーが運行されることになりました。(ちょっとビックリ!)
この機会に素敵な安曇野で特別な一日をご一緒しませんか。
ハコさんのライブの前に、私も少し父のことをお話しする予定です。
詳細はコチラまで。

2012年10月12日金曜日

北アルプス展望美術館へ

明日から始まる竹久夢二展「夢二の夢 そして恋」の展示準備で安曇野まで
行ってきました。とてもとても美しいところでした。

 奥に見えるのが美術館

 美術館のテラスから望む北アルプス

 美術館の正面から望む北アルプス

 上村一夫の作品は順路の最後に展示されます。ドキドキ

 展示のセレクトは迷いに迷って。

 飾りつけていただいております。

夢二にちなみ、岡崎英生さん原作の「夢二 ゆめのまたゆめ」も展示。
岡崎英生さんの貴重な原作原稿とともに。

 掲載されていたコスモコミックと原稿。

夢二の夢 そして恋、というタイトルだけあって
夢二の女性観がとてもわかりやすくおもしろい。
140点くらい作品を見ることができます。  

安曇野の田舎蕎麦。とても美味しい。名店「翁」は美術館の敷地内に。

次は11月3日(土・祝)にイベントがあるのでまた行きます。
竹久夢二と上村一夫と山崎ハコさんの競演です。
http://kokucheese.com/event/index/54972/

2012年10月8日月曜日

夢二 ゆめのまたゆめ

今日は父の原画が長野に旅立って行きました。
今週金曜から開催の竹久夢二展「夢二の夢 そして恋」に向けて。
このお話を頂いたとき、夢二との競演にビビりまくり、企画にゴネてゴネまくった
小心者のひとりっ子でしたが、その後、あらためて父の作品、というより父の存在と
対峙してみたらそんな不安も消え去って、今日は堂々と漫画家・上村一夫の作品を
見送ってきました。

上村一夫の主たる展示作品は、1978年にコスモコミックで連載された 岡崎英生さん
原作の「夢二 ゆめのまたゆめ」の原稿です。
残念ながらコスモコミックが7号で廃刊となり、この「夢二」も途中で終わらざるを得なかったのですが、その内容はとても素晴らしいものでした。
脂の乗った頃の岡崎英生さんの原作と父の画は、竹久夢二という人物を深く丁寧に描いて
いて、あたかもその目で夢二を見たのではないかとさえ思うほど。

今回は第一話と、掲載されなかった第8話の原稿も展示しようと思っています。
多忙を極めた父の原稿には下書きがほとんど現存しないのですが、この「夢二」の
第8話はめずらしく下書きの状態のまま残っていました。
多分、コスモコミックの廃刊が急に決まったからだと思われます。
アシスタントの方が描いたと思われる背景に、これから父が人物を描こうと入れていた
鉛筆の線はかえって生々しく美しいと感じます。
大変貴重なものなので、ご覧頂けたら嬉しいです。
今回は岡崎さんのご好意で、第8話の原作原稿も展示させていただくことになりました。
これも本当に貴重です。
他にも夢二の影響を受けたと思われるような美女画もいくつか展示します。

今回のこの流れ、偶然とは思えぬストーリーがいくつかあって、始まりは去年の
神楽坂「渚の部屋」。上村一夫ファンとおっしゃって長野の飯田からわざわざ
お越しくださったK氏が、当時集めておられた掲載誌を上村一夫オフィスにお譲り
くださり、その中に「コスモコミック」がありました。
その時あらためて「夢二 ゆめのまたゆめ」を読み、いつか何かの形でこの
作品を掲載したいという思いを温めておりました。
その後、確か去年の暮れ頃に今回の企画のお話を聞き、「夢二」しかない!と思って
いたところ、今年の4月に末永史さんの原画展で岡崎英生さんとお会いすることができ、
大まかに夢二展のことをご報告したところ、なんと岡崎さんがご趣味で借りられている
畑から近いということがわかって、これはもう絶対父が夢二との競演のために仕組んだ
ストーリーと思わざるを得なくなりました。

と、最近は不思議な流れが多々あるのでありがたく受け止め、素敵な展示になるよう
明後日から長野に行って参ります。
上村一夫があの世から紡ぐ「ゆめのまたゆめ」。。。




2012年9月30日日曜日

秋の原画展示とイベントのこと


【まとめ】
☆ 9月15日〜11月11日まで 埼玉県立近代美術館 「日本の70年代 1968-1982」
☆ 10月15日〜11月11日まで 神保町クラインブルー「ブルーな女たち Part.2」
☆ 10月12日〜12月2日まで 長野の北アルプス展望美術館「夢二の夢 そして恋」

です。

あ、「シェルブールの雨傘」のポスターは京都国立近代美術館で 10月31日から
展示されます。

どこかでご覧頂けたら幸いです。

さて、神保町と長野ではスペシャルイベントがあります。
神保町では10月21日(日)に、トークとライブ。
長野は11月3日(土・祝)に、これもトークとライブ。

トークは僭越ながら私がどちらもお話させていただくことに。
神保町ではヤンコミ時代父の担当をしてくださっていた名物編集マン、筧悟さんと。
長野では美術館の館長さんと。(ひょっとしたらスペシャルゲストあり)
私が知る限りの父をお話しようと思っています。

ライブは、神保町では三輪二郎さんに歌っていただきます。
長野では山崎ハコさんと安田裕美さん、そしてまたまた三輪二郎さんに。

山崎ハコさんは2010年の大阪での原画展の時も駆けつけてくださって、小さなギャラリーで素晴らしい歌を披露してくださいました。
父の絵をバックに歌うハコさんの姿に感動して、「男と女の部屋」「流れ酔い唄」ではもうどうしようもないくらい涙が溢れ出て、自分でもびっくりしたことを覚えています。
歌の力で上村一夫の世界が膨れ上がり、まるでそこに父や阿久悠さんがいるような錯覚を
覚えました。

 名盤↑

それ以来、上村一夫所縁の方に展示会場で歌っていただくという贅沢がクセになり、翌年2011年春は「渚の部屋」で上村一夫の世界をたっぷりと再現してくださった昭和歌謡の歌姫・渚ようこさんと、神楽坂で素敵な一夜を。

 「渚の部屋」にて。絵から飛び出たような渚さん。↑

 2011年の冬には阿久悠トリビュートに収録された「花のように鳥のように」の
配信ジャケットに「同棲時代」の今日子を選んでくださった前野健太さんを大阪に
お招きしてのライブ。前野さんの上村一夫への思いが熱く伝わってきて震えました。

 健太は素敵なひとです↑

そして今年は三輪二郎さん。
横浜のシンガーソングライターです。
昨年末に前野健太さんが出演されたライブで三輪さんの歌を聴きました。
ぶっきらぼうな物腰、器用にギターをつま弾く指、 素朴で優しい歌声に、ふと父を想いました。三輪さんの佇まいに、私の知らない頃の父、とてもナイーヴだった青年期の父を重ねてしまうのかもしれません。

 横浜が似合う男・三輪二郎↑

というわけで、今年は三輪二郎さんをお招きします。
ちょっとわがまま言って父の十八番だったあの曲もリクエストしています。
演ってくださるかわからないけれど。聴いたら確実に泣きますね。わたし。

青年期の上村一夫↑

上村一夫ファンの皆様にも是非聴いていただきたいな、と思います。
一日限りのトークセッションもお楽しみに。
神保町のイベントは、明日10月1日からメールにてお申し込み承ります。
メールアドレスは、info@kamimurakazuo.com です。
上村一夫について聞きたいことなどもございましたら是非お書き添えください。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。









2012年9月29日土曜日

「ブルーな女たち Part.2」予告編


映画の予告編のような動画を作っていただきました。
10月21日(日)はトークと歌のイベントもご用意しています。
是非遊びにいらしてください。
詳細は公式サイトまで。

上村一夫原画展「ブルーな女たち Part.2」
会期:2012年10月15日(月)〜11月11日(日)
時間:月曜〜土曜 12時〜24時 日曜・祝日 12時〜19時
   (最終日は18時まで)
場所:神保町クラインブルー
   東京都千代田区神田神保町1-7 三光堂ビル2F
   TEL:03-3295-2635

*本の町、神保町の静かなカフェでの展示です。珈琲やお酒とともに作品をお楽しみください。

2012年9月16日日曜日

「夢二の夢 そして恋」展

この秋、またひとつ素敵な展示のお知らせです。
長野の北アルプス展望美術館で開催される「夢二の夢 そして恋」と題した竹久夢二展に、昭和の絵師として数々の叙情的作品を漫画界に遺した上村一夫の原画も展示されることになりました。

とても光栄なことです。

大正元年からちょうど百年となる今年、あらためて大正浪漫の代表的作家である竹久夢二をクローズアップする企画は他にもありそうなものですが、ここではさらにもう一歩踏み込んだ「夢二の夢 そして恋」に触れることができそうです。

上村一夫作品からは何をセレクトしようか.....ちょっとプレッシャー。
父に怒られないようにちゃんと構成しなくては。
どうぞお楽しみに。


「夢二の夢 そして恋」展
会場:北アルプス展望美術館
会期:2012年10月12日(金)〜12月2日(日)
時間:午前9時〜午後5時(入館は4時30分まで)
休館:10月15日(月)、22日(月)、29日(月)、
   11月5日、12日、19日、26日
料金:一般 800円(700円)、高・大生 500円(400円)
   中学生以下無料 ( )内は20名様以上団体料金



2012年9月14日金曜日

「悪の華」復刻のお知らせ

1975年に漫画エロトピアで連載していた「悪の華」。
黒髪流華道の家元である花八木蘭之介が美しい女たちを猟奇的な手法で次々と生贄にしていくという岡崎英生先生原作の究極のエロス。
1980年にけいせい出版から単行本が出ましたが、いまではなかなか手に入らない。
ということで、このたび、まんだらけさんから待望の復刻と相成りました。

発売は10月の初旬の予定です。
神保町の原画展でも販売しようと思います。
「リリシズム」に続き、「悪の華」を出版するというまんだらけさんのセンスと気合いが好き。装丁もまた素敵なものになりそうです。

詳細は近日中に、ホームページ、mail news、blog、twitter、facebookにて。
どうぞお楽しみに。


2012年9月12日水曜日

facebookページ作りました

秋の展示や、復刻本のお知らせなどのために上村一夫facebookページを作りました。
よかったら覗いてくださいね。(そしていいね!してくださったらうれしいです!)

上村一夫facebookページ

2012年9月9日日曜日

日本の映画ポスター芸術@京都国立近代美術館

今年の1月〜3月に東京近代国立美術館フィルムセンターで開催された「日本の映画ポスター芸術」展が、10月31日から12月24日まで、京都国立近代美術館でも開催されます。
上村一夫が1973年に描いた「シェルブールの雨傘」のポスターも再び公開されます。
時代を追って紹介される日本人が描いた洋画のポスターはなんとも味があり必見です。
京都近郊の皆様、この機会に是非お運びくださいませ。


 

【会場】
 京都国立近代美術館
【会期】
    平成24年10月31日(水)~12月24日(月)
【開館時間】
    通常の開館時間
    午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
【休館日】
    毎週月曜日
    ※ただし、12月24日(月)は開館
【観覧料】
  当日         
 一 般 420円
 大学生 130円
 高校生以下 無料

 ※本料金でコレクション展もご覧いただけます。
 ※障害者手帳をお持ちの方と付添者(1名)は無料。
 (入館の際に証明できるものをご提示ください)

詳細はコチラ

2012年8月31日金曜日

原画展「ブルーな女たち Part.2」

神保町にひっそりと本を携えて訪れたくなるようなカフェ「クラインブルー」。
夜はその名の通り美しいブルーのライティングが酔わせるBarに変身します。
そんなこだわりのお店で再び展示ができることはとても素敵。
2009年の「ブルーな女たち」に引き続き、今年も上村一夫の美女画から厳選して
お披露目します。どうぞお楽しみに。


出来たてほやほやのDMです↑↑↑
明日以降、クラインブルー他関係各所にお配りする予定です。
詳細は公式サイトにもアップしましたので、是非ご覧ください。
10月21日(日)にはトークイベントも行います。
いまや伝説の漫画絵師とまで言われるようになってしまった父のことを
僭越ながらお話してみようと思っています。
いまだ上村作品を愛してくださる皆様、是非遊びにいらしてください。

上村一夫原画展「ブルーな女たち Part.2」
会期:2012年10月15日(月)〜11月11日(日)
時間:月曜〜土曜 12時〜24時 日曜・祝日 12時〜19時
     (最終日は18時まで)                            場所:神保町クラインブルー
   東京都千代田区神田神保町1-7 三光堂ビル2F
   TEL:03-3295-2635

*本の町、神保町の静かなカフェでの展示です。
 珈琲やお酒とともに作品をお楽しみください。

2012年8月23日木曜日

「日本の70年代 1968-1982」@埼玉県立近代美術館

夏の終わりにしがみつき泣き叫ぶ蝉よりは、遥か山の彼方で静かに泣くヒグラシに
なりたい................................残暑厳しき折、皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて、先日公式サイトに掲載した埼玉県立近代美術館日本の70年代 1968-1982」展。
ともすれば大きなテーマゆえ有名な作品や資料の展示で埋まってしまいそうなところ、
少し偏った視点からの展示物がお目見えしそうですごく楽しみなことになっています。

ちなみに上村作品はポスター・原稿・イラストレーションから数点展示の予定です。
2012年9月15日(土)〜11月11日(日)の開催です。
近郊の皆様、是非お運びくださいませ。

先日届いた超ポップなフライヤー